その美貌も相まって朋美スマイルと言われ、
1998年長野オリンピックの時に銅メダルを獲得し、ブームは加速しました。高校までは無名選手だったようですが、橋本聖子選手のいるチームに入り、一緒に練習することで力をつけてきた選手でもありました。スピードスケート界では珍しい遅咲きの選手と言っても過言ではありません。椎間板ヘルニアと戦いながらも、40歳を過ぎてまで現役選手を続け、歴代でも最年長記録を樹立するくらい活躍されました。日本では珍しかった選手時代に結婚し、
出産後も現役選手を続け、
6度目のオリンピックを目指していたものの、叶えられずに引退されました。40歳を過ぎてオリンピックを目指す意欲は脱帽するしかありません。2018年のオリンピックでは、後輩たちが歴代最高記録を樹立しそうな勢いです。その礎には、橋本聖子選手と岡崎朋美選手がいたことを忘れてはいけません。
アマチュア規定で今に比べると恵まれていなかった選手たちが残した功績を引き継いでスピードスケート王国を今後も続けていってほしいと思います。2020年の東京オリンピック後も今の勢いを継続してほしいものです。